TLN016 常岡さんのトークライブレポート

イスラムについての深い知識に関心しきりでした。

常岡さんのトークライブ、常岡さんの人柄もあり、落ち着いた感じの中、笑いもあり、あっという間の2時間でした。
お話いただいた中からいくつかかいつまんでお伝えします。

チェッチェンの人口が増えている。

チェッチェンゲリラへの従軍については、常岡さんの著作に詳しく書かれていますが、その従軍は、本当に過酷だったそうで何度も死を覚悟されました。戦いの恐怖と同じくらいつらかったのは空腹だそうで、マッチ売りの少女のようにご馳走が幻影となって目の前に浮かんだんだそうです。

そのチェッチェン紛争により、多くの人が殺されているにもかかわらず、チェッチェンの人口は増えているといいます。

日本人は、戦場ジャーナリストのような仕事をしていると、自分たちは、いつ死ぬかわからないので、子供は持ったらその仕事は続けられないと考えます。

しかし、チェチェン人は、常岡さんに「お前もこういう危ない仕事をしているのだから早く子供を作ったほうがいい」と盛んに薦められたそうです。チェチェン人は、死ぬから子供を残すべきと考えるそうで、実際に、チェチェンは、一人が4人と結婚して、どんどん子供を作っているそうです。

特定の状況下で全く逆の考え方をするという例ですが、日本も戦時中は生めや増やせやだった言います。もっとも日本の場合、一夫多妻でもないですし、戦場で餓死で亡くなる方が多く、人口は増えませんでしたが・・。でも人の本能としては種を残すという意味で、チェチェン人の考え方のほうが自然な感じもします。

治安力は優れているタリバン

アメリカの征服は、失敗していて、タリバンは、アメリカ侵攻後、どんどん増えていいるし、現在、ほとんどの地域はタリバンが抑えているそうです。

一キロの道自体は、政府だけれども、少しでも裏道に入るとそこはタリバンの地域で、政府側の警察官が裏道に入ると誘拐され、首を切られるといいます。

その一方で、医者や学校は、タリバン地域でも政府からお金がでていて、邪魔しないことになっていて、このあたりちゃっかりしています。

強盗によって家族が殺されたという経験を持つ人も多く、一般の人はタリバンよりも、強盗を恐れているといいます。

また、武装解除は十分ではなく、街中で銃が600ドルぐらいで買えるそうで、人々は自衛のためにみんな銃を持っているそうです。

そのような中、タリバンは、政治は別として、とにかく治安維持能力は高く、泥棒がでないそうです。

それを示すエピソードとして、ある人が買ったばかりのランドクルーザーを盗まれ、警察に頼んでもいっこうに見つからなかった。どこで、タリバンに頼んだところ、一週間で帰ってきた。どこにあったのかと聞くと、警察署長の所と答えたといいます。。さもありなん。

さらにいくつかこれから書き足していきます